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お金の考え方

将来に備えてお金を貯金することは大事なことだと思うだろう。

 

お金を使うのを我慢して貯金することは悪いことではないが、若い時は、もっと別の考え方が必要ではないだろうか。

 

むしろ、お金を使うことだ。ただし、「お金がお金を生む」ような使い方をすることだ。これは、「投資」だといえよう。

 

ただし、ここでいいたいのは、株式などの投資をしなさいということではない。投資は、「お金がお金を生む」ような使い方であるが、自分自身に対して投資を行うのが、とくに若い時には、いちばん投資効果のたかい使い方だといえる。

 

簡単にいえば、自分の稼ぐ力が将来アップするようなかたちでお金を使っていくことである。例えば、勉強のためにお金をつかう。新しい経験を積むためにお金を使う、たくさんの人的ネットワークを構築するための交際費としてお金を使う、などなど。

 

必ずしも、稼ぐ力のためだけにお金を使う必要もない。教養を高める、有意義な趣味を見つける、真の友を見つける、など、自分自身が幸せになるためにお金を使うという考え方もできる。幸せになるということも、投資に対するリターンであると考えることができる。

 

投資というのはリスクが伴うため、使ったお金が確実にリターンとして返ってくるわけではない。結果的に無駄金になってしまうリスクもあるだろう。しかし、いろいろな活動にお金を使うことによって、ある活動から得られるリターンが他の活動によって生じる損失を大きくカバーして、全体としては大きな平均リターンになることは十分に考えられる。そしてそれは、単に貯金をして利子を期待するよりもずっと大きなものだと考えられるのである。