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資本主義の本質

資本主義の本質は、「拡大再生産」である。

 

単純再生産や縮小再生産ではダメなのである。資本は常に成長、発展、膨張を志向するのである。

 

例えば、国内で何か商品を売る。それが良いものであれば、最初は飛ぶように売れるだろう。けれども、それが国内に行き渡っていけば、売れにくくなる。売れにくくなれば価格を下げて対応する。よって利潤率が下がる。

 

拡大再生産を継続するためには、例えば、海外に販売の活路を求める。あるいは、消費者の欲望を刺激して、高級化した商品を売りつける。物理的空間でこれ以上発展が望めないのならば、サイバースペースなどのバーチャルな空間を作り上げ、そこでサービスを売っていく。

 

このように、資本主義社会が続く限り、資本の成長・発展・膨張は際限なく続くわけである。働く人々は、この資本に隷属し、そこから生きるための日銭を稼がなくてはならないのである。