人生の目的とはなにか3

前回のエントリーで、自分の命を賭けてでも追い求めたいものがあるという考えと、そんなものはなく、命、生きること、以上に大切なものはないという考えを紹介した。

 

どちらが正解かはわからない。だが、もし、前者を信じるとすると、その「命をかけてでも追い求めたいもの」が見つかったのならば、それが「生きる目的」「生きる意味」につながるから、それでよいだろう。

 

けれども、もし、そのようなものが見つからない場合は、「人生の意味」「生きる目的」が見つからないということになり、苦悩を抱えることになるだろう。

 

一方、後者の、命以上のものはない、という立場を信じるならば、そもそも、人生の目的とか、生きる意味などないということになるから、いくぶんかは気が楽になるのではないだろうか。

 

ただ生きるため、ただ命をつなぐために日々活動しているだけであっても、なんら悪いことではないということになるからである。