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老子で学ぶキャリアデザイン2

老子を解説している塩野氏の言葉を借りれば、キャリアデザインにおいて、「ぜひ、求めるべきもの」と「深入りしてはいけないもの」がある。

 

深入りしてはいけないものとは、名誉・地位・財産を求めることに熱心になりすぎること。これらは、すぐに裏切られるし、得られたとしても、逆に人生の負担になる。

 

名誉・地位・財産などを大切にしすぎると、それらにとらわれて生きるようになり、自分自身の目による、適切な判断ができなくなる。つまり、富や名誉の奴隷になってしまう。

 

逆に、ぜひ、求めるべきものとは、自然のいのちの美しさを実感すること。命をもった自分自身は大自然の一部である。別の言い方をすれば、自分自身は大自然の一部でしかない。けれども、自然の生命力というのは素晴らしいことであり、自分がその一部であることを噛み締めてゆったりと味わう機会を持つことである。

 

それは、自然の心で生きていくこと。そうすれば、明るく、楽しく、心豊かに生きることができる。

 

参考図書 

境野勝悟 2012「タオの教え」(だいわ文庫)