老子で学ぶキャリアデザイン1

中国古典「老子」は、人間学、人生訓として理解できる。よって、キャリアデザインの教科書としてもうってつけの箇所がある。それを紹介しよう。 まずは、「賢を見ずを欲せざるなり」。 この意味は、「自分が自分の賢さ・才智・思慮・分別がきわだってすぐれ…

世界はどのようにして作られたのか

最近のエントリーで、私たちが真実だと思っている「世界」は、ほとんどが仮説であることを述べた。 すなわち、私たちがすんでいる「世界」は、「宇宙」も含めて、人工的(人為的)に構築された概念である。人為的に構築された世界の中に私たち人間がいる。私…

時間に縛られるということの正体

私たちの多くは、日々、忙しく暮らしている。時間に追われ、あくせく働いたりしている。 しかし、前回のエントリーで見たように、時間というのは「仮説」にすぎず、いま、私たちの多くが持っている時間のイメージは、それが「便利だから」という理由で人間が…

正しいと思っていることのほとんどは仮説にすぎない

私たちは、宇宙、世界、社会の中に生きている。 そして、私たちは、宇宙とはこんなもの、世界とはこんなもの、社会とはこんなもの、という知識を持っているし、今の時代、それについて知りたければ調べてみるといくらでも情報がある。 つまり、調べれば真実…

攻めと守り

キャリアにしても人生にしても、そして資産運用にしても、攻めと守りのバランスが重要である。 しかし、一般的には、攻めよりも守りのほうが難しいし、攻めよりも守りのほうが苦手な人が多いと思う。 資産運用に例えると、最近の日本の株価はアベノミクス効…

人生の目的とはなにか3

前回のエントリーで、自分の命を賭けてでも追い求めたいものがあるという考えと、そんなものはなく、命、生きること、以上に大切なものはないという考えを紹介した。 どちらが正解かはわからない。だが、もし、前者を信じるとすると、その「命をかけてでも追…

人生の目的とはなにか2

仮に、自分の命を賭けてでも追い求めたいものがあるとしよう。あるいは、それを得るためなら自分の命を投げ打ってもよいと思えるものである。 もし、それがあるのならば、それが「生きる目的」「人生の目標」になるだろう。ただし、重要なのは、この場合、人…

人生の目的とはなにか

就職活動はそう簡単にいくものではない。行きたかった会社に拒絶されたり、あまりに多くの企業を訪問して方向感がなくなったり。 適性診断とか自己分析をやってみる。そうすると、いったい、自分がこれから何をしたいのかがよくわからなくなってきたりする。…

キャリアアップのための入試現代文のススメ

自分のキャリアを成功に導くには、職務知識だけでは不十分である。 一言でいえば、幅広い教養を身に着けることが、遠回りに見えて実は近道だろう。そして、教養を身に着けるうえでの王道が、読書である。 しかし、ビジネス書であればよく読むといった人でも…

資本主義の本質4

マルクス的に、資本主義の本質をおさらいしておこう。 まず、労働者は、労働をすることによって価値を生み出す(商品やサービスを生み出す)とともに、消費者としてその価値(生み出された商品やサービス)を消費することで、資本の自己増殖を支えている。 …

資本主義の本質3

前回、社会全体がこんなスピードで成長・発展しなくてもいいから、働く量を半分にして、その分、暇な時間をローテクな娯楽で愉しめばいいんじゃないかというようなことを書いた。そして、資本主義社会ではそれが不可能に近いことを書いた。 それは何故か。繰…

資本主義の本質2

資本主義の本質は、成長、発展、拡大、膨張主義である。 実感としては、こんなことがないだろうか。 私達は、働かないことには生活できない。だから、必死になって仕事を探し、仕事が見つかれば、週末を除き、朝から夜まで働き続けなければならない。 生活す…

資本主義の本質

資本主義の本質は、「拡大再生産」である。 単純再生産や縮小再生産ではダメなのである。資本は常に成長、発展、膨張を志向するのである。 例えば、国内で何か商品を売る。それが良いものであれば、最初は飛ぶように売れるだろう。けれども、それが国内に行…

資本主義社会で溺れないように生きる3

前回は、資本主義の社会では、働く側からみれば、資本利益率に貢献するか否かという基準が経済的に豊かになれるかどうかにおいて決定的に重要であることを指摘した。そして、その基準は、「割安」「割高」であることを示した。 つまり、資本主義社会では、資…

資本主義社会で溺れないように生きる2

前回は、社会人になるということは多くの場合、資本主義社会に放り込まれることを意味すると書いた。 それは、好むも好まざるも、資本利益率に貢献できなかったら経済的に豊かになれない社会だということである。 ピケティなどが指摘するように、資産家(≒資…

資本主義社会で溺れないように生きる1

会社に就職するなりして社会人になるということは、公務員などのケースをのぞき、ほとんどの場合、資本主義経済という社会に放り込まれることを意味する。 資本主義ということはどういうことかというと、資本利益率に貢献する者が経済的には最優先される社会…

会社や業界が顧客志向かどうかを見分ける方法

ビジネスを成功させるには顧客志向が欠かせない。 そして、成功するビジネスパーソンになろうと思ったら、顧客志向やサービス精神は必須であろう。世の中の人々を喜ばせることで適切な対価を得るのがビジネスだからだ。 そこで気になるのが、自分が入社する…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である4

前回までのエントリーで、キャリアの成功には、「ストーリー力」が大切だと書いた。では、どのようにすれば、キャリアを成功に導くストーリー力を身につけることができるのだろうか。 これについては、著書「大学生のためのキャリアデザイン」でも書いたのだ…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である3

前回のエントリーで、自分自身のストーリーを語ることは、自分の過去の事実を「恣意的に」つなぎあわせて「因果関係」をつくりあげ、その延長に、魅力的な「未来」があることを示すことであることを示唆した。 これを、「嘘」だとか「つくり話」だとか言って…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である2

前回のエントリーで、自分自身の魅力的なストーリーを語れることが、キャリアを成功させるうえでも非常に重要だと述べた。 しかし、自分のストーリーといっても、少なくともいままでのストーリーは自分の歴史である。歴史はすでに起こってしまったことなので…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である

キャリアの成功を左右するのは、ずばり、ストーリーをつくる力である。 このことは、いろんな視点から確認することができるし、また、哲学的に難解な内容を含んでいる。が、できるだけ簡易に説明しよう。 まずもって、自分自身のこれまでとこれからについて…

貯金と投資の違いについて

キャリアを考える上でも、貯金と投資の違いを理解しておくのが重要だろう。 一言で言えば、貯金と投資は、概念としてまったく違う。ここでいう貯金は、「タンス預金」のようなものを想像してもらいたい。仮に、銀行に預金したり定期預金を作っても、考え方と…

世界史を勉強しよう

ビジネスパーソンにとって、世界史の知識は必須だといえよう。 それはなぜか。例えば、これからの時代はグローバル化が進展しているといわれている。では、このグローバル化についてどう理解すればよいのか。これは避けられない歴史的トレンドなのか。それを…

高校の勉強をやり直してみよう

大学生の人で、高校での勉強が楽しくてしかたがなかったという人はあまりいないのではないだろうか。 それは、高校の勉強が、大学受験のための「手段」になっていたからだ。目標(大学への入学)を達成することが大切なわけで、そのための手段が面白いという…

キャリアと易学

私は、いま、易学を勉強している。 易占いとはちょっと違う。易学もしくは易経は、一言でいうと、この世の中の森羅万象の本質がどんなものかを理解するための学問である。 易経は、英語だと、Book of Changesという副題がつけられる。 つまり、変化の学であ…

中国発グローバル企業

これから伸びていく可能性が高いグローバル企業はどこだろうか。「リバース・イノベーション2.0」という書籍から、中国企業で将来性の高い企業を列挙してみよう。 レノボ(パソコン) アリババ(Eコマース) BYD(電気自動車) ハイアール(家電) ハイセ…

外資系企業のイメージ

就職活動をする際に、「外資系」を候補として考える人もいるだろう。 ただし、「外資系企業」という先入観に惑わされてはいけない。外資系というイメージに左右されて就職活動をするべきではない。 例えば、外資系と聞いて、真っ先に思い浮かぶ企業はどんな…

自己の考え方

キャリアを考えるときに、欧米的な自己概念と、日本的な自己概念の違いを知っておくのがよい。 欧米的な自己概念は、「個」「私」から始まる自己概念だ。名前の呼び方、住所の書き方を例にひこう。欧米は、常に、ファーストネームが最初にくる。自分にとって…

働きやすい企業、人を活かす企業

人を活かす会社ランキング2014

ホワイト企業ランキング

ブラック企業、ホワイト企業の明確な定義があるわけではない。その間の、グレー企業というものの存在も考えられる。 2013年版「ホワイト企業」トップ300 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト