著書のご案内

大学生のためのキャリアデザイン 卒業後の就職を控え、長い職業人生を歩んでいこうとする大学生必見の書。目先の就職活動をはじめ、成功する仕事術や長期的なキャリア戦略など、小手先のテクニックではない、キャリアの達人たちによる本質的なアドバイスが満…

コンビニのイノベーション・第二幕

コンビニエンスストアが世の中に登場して以来、コンビニ店舗の数は増えつづけ、もはやコンビニが無ければ社会が成り立たないくらいの存在感を確立した。 コンビニ店舗は無限に増え続けるわけにはいかない。なぜならば、人口が限られているからだ。日本の人口…

歴史の本質について考える

歴史とは何か。根本的なことから考えてみよう。 まず、歴史とは、過去の出来事に関係している。まずおおざっぱにいえば、過去の出来事というのは、「毎日、いろんなことが起こっている」ということの積み重ねにつぎない。そこに、なにか歴史をひとまとめに理…

歴史の本質について考える

歴史とは何か。根本的なことから考えてみよう。 まず、歴史とは、過去の出来事に関係している。まずおおざっぱにいえば、過去の出来事というのは、「毎日、いろんなことが起こっている」ということの積み重ねにつぎない。そこに、なにか歴史をひとまとめに理…

歴史の本質について考える

歴史とは何か。根本的なことから考えてみよう。 まず、歴史とは、過去の出来事に関係している。まずおおざっぱにいえば、過去の出来事というのは、「毎日、いろんなことが起こっている」ということの積み重ねにつぎない。そこに、なにか歴史をひとまとめに理…

情報革命は何をどう変えたのか

私たちの世界は、情報革命のまっただ中にいると言われている。これは、産業革命の1つであるといってもよい。 では、情報革命で何がどう変わったのか。一言でいえば、情報革命の前は、経済の中心は、モノを生産し、モノを消費するということだった。そして、…

ホリエモンのビジョンが実現した。

むかし、IT業界でライブドアの社長をしていたホリエモンこと堀江貴文氏が、インターネットとテレビを融合させるというビジョンを掲げて、フジテレビの買収に動き出した。10年以上も前のことだ。 フジテレビ側は猛烈に抵抗し、その後ライブドア事件も起こ…

VUCA(ブーカ)時代に威力を発揮するリアルオプションキャリア術

VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)を意味する略語である。VUCAという言葉が示しているのは、これからの世界は、ますます変動性・不確実性・複雑性・曖昧性が増してくるという…

21世紀型ビジネスの特徴と問題点3

これまで、今後克服されるべき21世紀型ビジネスの問題点を挙げてきた。 もう1つ、重要な問題点を挙げておく必要がある。それは、このブログでもたびたび指摘してきたことに関連している。それは、資本主義の宿命でもある、成長志向である。 資本主義経済の…

21世紀型ビジネスの特徴と問題点2

前回のつづき。21世紀型ビジネスの問題点として、それは、まず、悪意の参加者や犯罪者が混ざってきたときに排除しにくいというリスクや、過失などによる事故や被害にかんする安全面でのリスクがあることを述べた。 それがなぜかというと、20世紀型のビジネス…

21世紀型ビジネスの特徴と問題点

20世紀にはなかった、21世紀型のビジネスがだんだんと姿を現してきた。 そういったビジネスの例は、uber, aurbnbなどの、シェア型ビジネス、クラウドファンディング、クラウドソーシングなどの、不特定多数参加型のビジネス、WilipediaとかLinuxなどの、オー…

新しい本のタイトルが決まりました

「大学生のためのキャリアデザイン」に続く第二弾の本のタイトルが決まりました。 タイトルは、「リアルオプションキャリア術!」です。 現在多忙なためなかなか時間がとれませんが、時間を見つけて執筆していきたいと思います。 books.rakuten.co.jp

大衆消費社会革命

将来から歴史を眺めたとき、1990年ごろを境に、明らかに情報革命が起こり、消費社会が変化したといえる。一言でいえば、モノの世界から情報の世界へと変化し、大衆消費も、モノの消費から情報の消費に大きくシフトした。 モノの世界、モノの消費の特徴は何か…

受験勉強で大切なこと2

前回のエントリーでは、難関校の入試では、特に英語や国語では、教養としての知識が得点を左右することを書いた。 数学の問題は若干、英語や国語の問題とは異なるが、それでも、教養という意味で重要なエッセンスがある。それは、「考えること」の重要性であ…

受験勉強で大切なこと

大学入試でいわゆる難関校、特に国立の難関校の問題を少しだけ見て感じることは、いわゆる受験勉強では解けないということだ。入試問題のテクニックを真面目に勉強する、そういう人には来てほしくないというようにも読み取れる。 英、数、国でいうと、特に英…

年賀状交換で学ぶゲーム理論

年賀状の交換というのは、ある意味、社会における交換関係の特徴を理解する上で有用な教材である。 年賀状で思い当たることというのは、仲が良かった友達なのに、いつからか年賀状の交換が途絶えてしまうというケースがある一方で、別段良く知っているわけで…

存在とは何か

存在。ここでは、この世界に自分が存在しているということと、その意味について考えてみよう。 自分が存在しているということを自明のこともしくはデフォルトと考えてしまうと、いずれ、自分の存在が消えてしまうことを想像したときに、表現しがたい恐怖感に…

国際化、多様化が最も進んでいる日本の職場は芸能界ではなかろうか

日本の職場でも、グローバル化、ダイバーシティの重要性が指摘されて久しい。最近では、LGBTという言葉も使われるようになってきている。その点に関して、良い悪い、望ましい望ましくないは別として、国際化、多様化がもっとも進んでいる日本の職場は芸能界…

セブンイレブンのイノベーション力

雑感だが、コンビニはいろいろあれど、イノベーション力という面では、セブンイレブンが突出していると感じる。 セブンイレブン以外のコンビニから、画期的なイノベーションが生み出されたという事例をあまり知らない。たいていは、セブンイレブンがイノベー…

一流になりたい、成功したいという人へ

仕事をするからには、とりわけ優秀な人であるほど、あるいは自分が優秀であると自負している人ほど、一流になりたい、成功したい、という願望が出てくるものだろう。 しかし、なぜ、そう思うのか。その根源的な理由は何か、考える必要がある。 成功したい、…

差がつく仕事術

緊急性は低いが、重要な仕事。しかも難易度の高い仕事。 これがいちばん難しい。緊急性が低いということは、すぐにやらなくても何か大きな問題が起こるわけではないし、やらなくてもいい。よって、並みの人であればやり過ごし、先延ばしをしてしまう。 しか…

ヴィジョンを持つ

自分自身のキャリアを含め、何事においても、ヴィジョン(ビジョン)を持つことの大切さを確認しておきたい。 ヴィジョンの力というのは、いまだ実現されていない「未来」を見る力のことである。招来の姿を、できるだけポジティブかつワクワクするかたちで、…

なぜ就活で闇市場がなくならないのか

毎年学生が就職活動をする「新卒市場」という労働市場では、「本市場」と「闇市場」からなる二重構造になっている。 本市場とは、今年でいったら8月1日から始まる入社試験などによる新卒市場である。闇市場は、それ以前に、アンダーグラウンドで企業と学生…

就活で勝った人、負けた人、疲れた人

今年の就職活動は、昨年よりも後ろ倒しとなり、盛夏の暑い時期に本番を迎えている。 すでに就活にケリがついた人、まだまだこれからの人、やる気を失った人、さまざまだと思うが、就活が終わった人も、いちど著書を読んでみてほしい。 大学生のためのキャリ…

作り出される欲望

よく、新商品開発をするときに言われることとして、「マーケティングリサーチなんかやったって、売れる商品はつくれない。リサーチをやっても、消費者のニーズはわからない。なぜなら、消費者は、自分自身のニーズに気づいていないことが多いから、というの…

時間に縛られるということの正体2

以前、人間は、とくに現代に入ってからは、自分たちが編み出した「時間」というコンセプトによって、自らの行動をコントロールされているということを書いた。 繰り返すと、時間というのは、この世界に実在するものではなく、あくまで人間が考えだしたコンセ…

世界はどのようにして作られたのか2

私たちが世界、宇宙について、真実だと思っていることのほとんどは、人間につくりだしたものにすぎないことを話してきた。 物理学とかの自然科学が対象とする、宇宙とか世界の分野でさえ、そうなのだが、経済学などが対象とする「社会」にいたっては、問題は…

決定論的世界はすでに覆されている2

前回のエントリーで、自然科学の発達で人間が構築してきた決定論的世界はすでに覆されていることを指摘した。人間のさらなる想像力によって、決定論的世界は破壊され、新しい世界が構築されている。 つまり、原理的に、将来は予測不能なのである。もちろん、…

決定論的世界はすでに覆されている1

私たちが真実だと思っている世界は、ほとんどが仮説として、人間によって構築されたものであることを述べてきた。 コペルニクス的転回のように、動かざるものと思われていた大地が回転しているという(当時にとっては)トンデモ仮説のほうが観測データに整合…

老子で学ぶキャリアデザイン2

老子を解説している塩野氏の言葉を借りれば、キャリアデザインにおいて、「ぜひ、求めるべきもの」と「深入りしてはいけないもの」がある。 深入りしてはいけないものとは、名誉・地位・財産を求めることに熱心になりすぎること。これらは、すぐに裏切られる…

老子で学ぶキャリアデザイン1

中国古典「老子」は、人間学、人生訓として理解できる。よって、キャリアデザインの教科書としてもうってつけの箇所がある。それを紹介しよう。 まずは、「賢を見ずを欲せざるなり」。 この意味は、「自分が自分の賢さ・才智・思慮・分別がきわだってすぐれ…

世界はどのようにして作られたのか

最近のエントリーで、私たちが真実だと思っている「世界」は、ほとんどが仮説であることを述べた。 すなわち、私たちがすんでいる「世界」は、「宇宙」も含めて、人工的(人為的)に構築された概念である。人為的に構築された世界の中に私たち人間がいる。私…

時間に縛られるということの正体

私たちの多くは、日々、忙しく暮らしている。時間に追われ、あくせく働いたりしている。 しかし、前回のエントリーで見たように、時間というのは「仮説」にすぎず、いま、私たちの多くが持っている時間のイメージは、それが「便利だから」という理由で人間が…

正しいと思っていることのほとんどは仮説にすぎない

私たちは、宇宙、世界、社会の中に生きている。 そして、私たちは、宇宙とはこんなもの、世界とはこんなもの、社会とはこんなもの、という知識を持っているし、今の時代、それについて知りたければ調べてみるといくらでも情報がある。 つまり、調べれば真実…

攻めと守り

キャリアにしても人生にしても、そして資産運用にしても、攻めと守りのバランスが重要である。 しかし、一般的には、攻めよりも守りのほうが難しいし、攻めよりも守りのほうが苦手な人が多いと思う。 資産運用に例えると、最近の日本の株価はアベノミクス効…

人生の目的とはなにか3

前回のエントリーで、自分の命を賭けてでも追い求めたいものがあるという考えと、そんなものはなく、命、生きること、以上に大切なものはないという考えを紹介した。 どちらが正解かはわからない。だが、もし、前者を信じるとすると、その「命をかけてでも追…

人生の目的とはなにか2

仮に、自分の命を賭けてでも追い求めたいものがあるとしよう。あるいは、それを得るためなら自分の命を投げ打ってもよいと思えるものである。 もし、それがあるのならば、それが「生きる目的」「人生の目標」になるだろう。ただし、重要なのは、この場合、人…

人生の目的とはなにか

就職活動はそう簡単にいくものではない。行きたかった会社に拒絶されたり、あまりに多くの企業を訪問して方向感がなくなったり。 適性診断とか自己分析をやってみる。そうすると、いったい、自分がこれから何をしたいのかがよくわからなくなってきたりする。…

キャリアアップのための入試現代文のススメ

自分のキャリアを成功に導くには、職務知識だけでは不十分である。 一言でいえば、幅広い教養を身に着けることが、遠回りに見えて実は近道だろう。そして、教養を身に着けるうえでの王道が、読書である。 しかし、ビジネス書であればよく読むといった人でも…

資本主義の本質4

マルクス的に、資本主義の本質をおさらいしておこう。 まず、労働者は、労働をすることによって価値を生み出す(商品やサービスを生み出す)とともに、消費者としてその価値(生み出された商品やサービス)を消費することで、資本の自己増殖を支えている。 …

資本主義の本質3

前回、社会全体がこんなスピードで成長・発展しなくてもいいから、働く量を半分にして、その分、暇な時間をローテクな娯楽で愉しめばいいんじゃないかというようなことを書いた。そして、資本主義社会ではそれが不可能に近いことを書いた。 それは何故か。繰…

資本主義の本質2

資本主義の本質は、成長、発展、拡大、膨張主義である。 実感としては、こんなことがないだろうか。 私達は、働かないことには生活できない。だから、必死になって仕事を探し、仕事が見つかれば、週末を除き、朝から夜まで働き続けなければならない。 生活す…

資本主義の本質

資本主義の本質は、「拡大再生産」である。 単純再生産や縮小再生産ではダメなのである。資本は常に成長、発展、膨張を志向するのである。 例えば、国内で何か商品を売る。それが良いものであれば、最初は飛ぶように売れるだろう。けれども、それが国内に行…

資本主義社会で溺れないように生きる3

前回は、資本主義の社会では、働く側からみれば、資本利益率に貢献するか否かという基準が経済的に豊かになれるかどうかにおいて決定的に重要であることを指摘した。そして、その基準は、「割安」「割高」であることを示した。 つまり、資本主義社会では、資…

資本主義社会で溺れないように生きる2

前回は、社会人になるということは多くの場合、資本主義社会に放り込まれることを意味すると書いた。 それは、好むも好まざるも、資本利益率に貢献できなかったら経済的に豊かになれない社会だということである。 ピケティなどが指摘するように、資産家(≒資…

資本主義社会で溺れないように生きる1

会社に就職するなりして社会人になるということは、公務員などのケースをのぞき、ほとんどの場合、資本主義経済という社会に放り込まれることを意味する。 資本主義ということはどういうことかというと、資本利益率に貢献する者が経済的には最優先される社会…

会社や業界が顧客志向かどうかを見分ける方法

ビジネスを成功させるには顧客志向が欠かせない。 そして、成功するビジネスパーソンになろうと思ったら、顧客志向やサービス精神は必須であろう。世の中の人々を喜ばせることで適切な対価を得るのがビジネスだからだ。 そこで気になるのが、自分が入社する…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である4

前回までのエントリーで、キャリアの成功には、「ストーリー力」が大切だと書いた。では、どのようにすれば、キャリアを成功に導くストーリー力を身につけることができるのだろうか。 これについては、著書「大学生のためのキャリアデザイン」でも書いたのだ…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である3

前回のエントリーで、自分自身のストーリーを語ることは、自分の過去の事実を「恣意的に」つなぎあわせて「因果関係」をつくりあげ、その延長に、魅力的な「未来」があることを示すことであることを示唆した。 これを、「嘘」だとか「つくり話」だとか言って…

キャリアの成功を左右するのは「ストーリー力」である2

前回のエントリーで、自分自身の魅力的なストーリーを語れることが、キャリアを成功させるうえでも非常に重要だと述べた。 しかし、自分のストーリーといっても、少なくともいままでのストーリーは自分の歴史である。歴史はすでに起こってしまったことなので…